openvzで開発環境を作る #2
[]開発環境用のマシンにcentos 6を入れる。限られたリソースを有効に使いたいので、CentOS-6.x-i386-minimal.isoを使ってインストールする。ここでインストールしたOSはOpenVZのホストであり、かつクライアント環境、開発環境、テスト環境を結ぶルーターでもある。
minimalだと特に何も聞かれずにインストールが進む。インストールが完了してrootでログインができたら、次の作業を行う。
- ネットワークの設定
"/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0"ファイルを、次のように編集する。
DEVICE="eth0" BOOTPROTO="static" IPADDR=192.168.11.101 # ルータと同じネットワークでかぶらないもの NETMASK=255.255.255.0 # ルータと同じ設定 GATEWAY=192.168.11.1 # ブロードバンド ルーターのアドレス HWADDR="(元の値をそのまま使う)" NM_CONTROLLED="yes" ONBOOT="yes" # noからyesに変更 TYPE="Ethernet" UUID="(元の値をそのまま使う)"
「IDADDR」と「NETMASK」は、ブロードバンドルーターと通信ができるよう同じネットワークでかつdhcpで提供されるipとかぶらないもので、ブロードバンドルーターと同じネットワークセグメントに所属するように設定する。
- ホスト名の変更
[root@localhost ~]hostname router
- 作業用ユーザの作成
[root@router ~]# useradd kenji [root@router ~]# passwd kenji [root@router ~]# vigr (開いた画面で、wheelという列に追加したユーザー("kenji")を追加する
再起動をするとこのマシンにはリモートで接続できるようになる。以降の作業は、使いなれた日頃使っているマシンからsshで接続して作業する。